おひさまさんになって、半年が経ちました。
初めて、「幼稚園に行きたくない!」と泣いた日がありました。

クラスが縦割りの森の風では、もりさん、おそらさん、おひさまさんが、同じクラスで共に暮らします。
もちろん、泣いている子、困っている子がいたら、誰かがすぐに気づいてきてくれますが、もりさん一人一人に、‘’おせわさん” として、歩く時や身支度の時など気にかけるペアがあります。


‘’思うようにできない…。思うようにならない…‘’
朝の涙は、この気持ちからでした。

二日ほど続いた帰りの車の中、、「今日はどうだったのかな? もう少し時間がかかるかな。。」と思いながら、聞いてみると、

「かえたの!」と。

「え⁈何を⁈」と驚く中、

「すきでー、うれしくて、できるから」ーーと続く言葉。

「誰が⁇どういうこと⁇」

よく聞いてみると、自分の心(気持ち)をかえてみたのだそう。
その後も、その子の好きなこと、何に笑って、喜んだのか、たくさんのお話しを聞かせてくれました。
それと共に、先生が教えてくれたこと、お友達が一緒に、その子の喜びを見つけてくれたことも。

どの子もみんな、その子の歩幅で一歩ずつ、
時には思いもかけないほどの駆け足で…

おひさまさんになって最初の、本当に大きな恵みでした。


今日、おひさまさん達は、愛知川にお泊まり保育に出かけました。
病み上がりだって、鼻水がでてたって、「行きたい!」「登りたい!」
子供の前を向く力、自分を信じる姿ってすごいな。と思った朝。


その後、見送ってくださった園長先生のメールに

‘’これは突然できるわけではなく、これまでの積み重ねで歩ける、登れる、頑張れる。人生積み重ねだな〜と見送りました。もし、涙がでたら、それは頑張ろうとするからですね。‘’

というお言葉がありました。


私達は、たくさんの恵みの中で生きている…

子も 親も

子供達のこんな尊い力を感じながら。

明日、帰ってきたみんなの顔を見るのが楽しみです。


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おひさま nの母