春からの稲床作り、籾まき、そして6月の田植えから、ついに稲刈りの日がやってきました。

数日前、田んぼからの帰り道、おさるさんに出会い、お米たべられちゃうかな…と心配になった子供達は、看板を立てよう!と考えたようです。
それぞれの絵には、おさるさんにはお願いの、お米さんには励ましの、どちらにも優しい気持ちが込められていました。



みんなの思い、伝わったね。



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「エイエイ! オーー!」
のかけ声と共に、稲刈りの始まりです。


今日の田んぼは、なかなかの泥んこ。

実は、田植えの時、「田植えしなーい!」
「どろイヤ〜!」と宣言していた娘。
先生に教えてもらった苗運びから、どんどん楽しくなっていって、最後には一緒に田植えできちゃった。
「田植え楽しかった!」「泥大丈夫になった!」
でした。

今日はどうかな〜 と思って見ていると、
どんどん田んぼに入っていくお友達の後ろから、
しんちょーに田んぼに入り、

「刈ったところをふむといいよーって、えんちょうせんせい、いってたよねー」

と、昨年の稲刈りのことを思い出し、刈り取った後を探しては、足がズブズブ入っていかないかを確認して、ザックザックと刈りだしました。


ちゃんとつながっているんですね。。


静かだった田んぼが一斉に賑やかになりました。
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虫さん達も慌てて動きだしました!



みんな本当に頼もしい。

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刈りとった後の田んぼに、‘’ありがとう‘’の草を運んで、束ねた稲を車まで運びました。


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のこぎり片手に頑張って切った竹を、はさかけにして干します。


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最後は、先生のお家のお庭でとれた栗をいただいて、ほっこり、にんまり。



私は、昨年の田んぼでの事を思い出していました。

人工建造物のない自然だけの世界

裸足で初めて入った田んぼは、人は自然の一部であるということを、言葉ではなく、体で感じさせてくれました。


そんな中で、できた!楽しい!という感覚、
みんなで働く喜びを、こども達の心は忘れないだろうな。


幸せな時間をありがとうございました。


さあ、次は脱穀だ!

こども達が、おいしそうにお餅をほおばる姿が楽しみです。

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