H(長男)がおひさまさん(年長)になり お泊り保育が一つ終わるごとに 少しずつ親も子も変わってきました。

【一回目 6月 こども園でプレお泊り会(泊まって帰ってくるだけ)】
親と初めて離れて過ごす夜。 
「夜寝る時にママとパパとTちゃん(弟)がどうしてるかなぁと思ってすごく寂しくなった。(彼は寝る前にずっと泣いてて)エイジ先生に抱っこしてもらってボク寝たな。ボクは抱っこしてもらって 安心したよ。」

【2回目 7月 紀伊長島でのキャンプ&温泉付〜】
「夜 前より泣かなかったよ。パパとママとTちゃんのことを思ったら ちょっとだけ寂しかった。ちょっとだけ泣いた。でもボクには先生が居てくれたから 大丈夫だったんだ。」

【3回目 10月 極寒の根の平峠】
おばけが怖いから お泊り保育行きたくないと言い、その気持ちを皆に話してみよう!となり 彼にとっては皆に自分の気持ちを話す体験をし、そして皆も同じ気持ちでいたということがわかり、共有できたことで すごく安心したようでした。
「怖いのね、ボクだけじゃなかったよ、皆怖いんだって〜。」とうれしそうに、誇らしげに話してました。

根の平峠の後が一番大きく変わりました。
気力、体力を限界まで出し切ったけれどやり遂げれたという、これまでは○○になったらどうしようと不安があると そこを避けることが多かったのですが 彼の中の未知な部分を体験して ここで自信が育った気がします。

かがとがガッツリ丸見え状態の破れた穴あき靴下と足の裏のマメを見せながら 
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「先生がくれた元気玉でがんばれたんだよ。みんな元気玉欲しい!って言ってたよ。ボクももらえたよ。」
この後から自分の荷物はこちらがうながさなくても持つようになりました。
この後しばらくして ふわふわとしていたHの挨拶が友達の顔を一人一人見て 名前を読んでしっかりバイバイと言うようになりました。

【4回目 11月 田んぼ】
これまでは 友達との遊びで追いかける人とか余った役を何となくして 遊んでましたが この頃になると 皆について回るHでなく、友達と自分軸を持って遊ぶようになり、友達と遊ぶことを深く楽しんでるようでした。

【5回目 12月 夜のページェント】
夜のページェントではこれまでにない自信満々な様子で博士をする。
「ボクね皆に負けないように 大きい声を出したんだ。すごい?素敵でしょー!楽しかったぁ」
「ママ ページェントの時ね 神様いたよ!」
(彼は前日まで失敗したらどうしようと不安がってました。
「練習を楽しんでやるだけやったら 後は神様にお任せで結果は神様が出してくれるから 楽しむことが大事だとママは思うよ」とアドバイスをしました。ページェントで寝ていたイエス様の人形のことかと思ったら どうやらそれとは違うものだそうです。)


環境にすぐに馴染めない、切り替えに時間を必要とする彼にとっては 皆のスピードについていくことはかなりエネルギーを使う様で 毎回お泊り保育の前後にいろんな感情を熱、鼻血などを出して身体が表現してましたが 後半それがなくなりました。お泊り保育でのおねしょもしなくなりました。

【6回目 二泊三日 朝明茶屋キャンプ場】
「(最期の)お泊り保育はめちゃめちゃ楽しかった。
おばけの花子さんもすごく怖かったよ。(お話の時は)ボクは耳をふさいでたよ。
うどんの火が外でやってたから(炊いてたから) 消えないか気になって気になって大変だったんだよ。(そこが気になるのかとビックリ)

彼は色々な戸惑いや、おばけの怖さなどを先生や友達と交わることで楽しさに変えれてきてる気がします。


私は過干渉の母親から選択肢があるようで無いような感じで子供の頃を過し 自由の少ない、無理やりさせられた感を強く抱いて育ちました。
それ故 彼が入園当初嫌なら無理に頑張ってしなくてもいい、選択肢は多い方がいいと考えてました。
(今もある意味そう考えてる部分もあります。)
お泊り保育、幼稚園生活を通して、出来なかったことが出来た喜びを体感して、そこには友達や先生がいて、うれしいという気持ちを味わってる彼を見て 私はうれしい気持ちを得るチャンスを少なくしてたのかもと思います。
私は頑張らないということを頑張ってしてたなぁ〜と。
今は頑張ることが顔晴る(ガンバル)に なりつつあります。
嫌、苦しい時に (その状況から全力で逃げる選択肢も持ちつつ) 楽しさを見つける方法を少しだけ伝えて もしコキっと折れたらそんなHも大好きだよと その時は見守れればいいのかもと今は思います。

日帰り園生活とは少し違う非日常のお泊り保育を通して 未知なところから安心の和が広がり、さらに自信が膨らんだように思います。
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親子で貴重な体験が出来て、実にラッキーだな~。
先生を始め、関わって下さった方々、山、川、風、雷、雨、動物、、、自然に感謝感謝です。
私達親子は本当はもう豊かだったけれど さらに豊かにしてくれて 
ありがとうございます。

大空 おひさま母 H