7/4(土)
汐見稔幸先生×小西貴士さん×森の風ようちえんが語り合う
しぜん保育としぜんな暮らし
Zoom講演会が開催されました。

あれから少し時間が経ちましたが、鮮烈に残っている事を書き綴りたいと思います。

因みに動画配信は7/31(金)までです。
もう1度,2度観て是非心に深く留め置きたいものです。

汐見先生のお話はどれも至極全うで、いつの間にか歪んでしまった自分の価値観から解き放たれる様なもので、素晴らしかったです。
印象的だったのは
先生のお言葉で波動という言葉が出てきた事。
ご自身がアスペルガーだという事。
人は昔共食いしていた事。
お母さんが幼い汐見先生を責めず、祈りの時間を持って育てられた事。
細菌やウイルスとの共生の観点。
分ける(専門性の追求)のではなく、多様なつながり。
 
などなどです。

小西さんのお話で、まだ模索している段階ですと言いながら話して下さった内容が、
コロナウイルスの影響で大きな転換点に立つ私達全員に、”意識の目覚め”を促してくれる様な内容だと思いました。
その話を受けて 
汐見先生が
新しい教育の方式としてもう少し整備したら提案できる
と言われていて、これはワクワクする様な場に居合わせているんだと思いました。

その内容です↓

根幹のデザイン
この地球で「生存しあう」ことに必要なものとのつながりへの気づきのデザイン。

例えば

個人の幸福のための知識
↑↓
サスティナブルな幸福のための知識

成長のための体験
↓↑
変容のための体験

ひとつの答え
↑↓
いくつもの答え

見える部分へのこだわり
↑↓
見えない部分へのこだわり

より多く
↑↓
より身の丈にあった

提供する、利用する
↑↓
ケアしあう

育ちの指標を外に見出す
↑↓
育ちの指標を内にも見出す

市場原理
↑↓
生命の原理

消費型社会
↑↓
循環型社会

でした。
どちらがいい悪いではなくどちらの考えもある。多様なつながりの中での価値観です。
こんなに多様で深い教育にシフトしていってくれたら、人の意識や精神性は一気に変わるんだろうな。
これ考えるの楽しいです。

私なら何かな

注意喚起する
↓↑
信じて委ねる

伝える
↑↓
祈る

頑張る
↑↓
調和する

同調する
↑↓
内観する

お釈迦様
↑↓
弥勒菩薩様

あれ?
合ってます?(笑)

我らが先生
嘉成頼子先生のお話では
知らなかった側面をご披露いただきました。
いつも自我を捨て、子供と父母に向かい、話を聞いてくれる存在なので、園長先生の原風景のお話に感じ入り、親の存在は反面教師の方がいいのか?なんてわからなくなりました。親の傲慢なのでしょうね。親の存在は人が人に成っていく過程の一部でしかないのに。それこそ多様性の中にあったからこそ園長先生は今の園長先生に成られたのですね。

嘉成永慈先生 素晴らしい進行をありがとうございました!

それからこども園委員会の皆様
素晴らしい講演会を届けて下さりありがとうございました。

昔は宇宙はひとつだと教わったけれど、
今は無数にあると言います。

いつまでも留まっている訳にはいかないです。
今回の講演会は、コロナ後の新しい世界はとても深く本質的な世界なんだと予感させてくれるキラキラした時間でした。
ありがとうございました。

おそらH母