🍃心の葉 10枚目🍃
Jの母、S

『じょー〇〇、がっこうで、てをあげてばっかりなんだよね。』

2日間の学校生活後に息子が放った言葉。
どうやら、挙手している模様。
そう話す息子は、小学校生活では私より先輩(私の小学校生活は過去すぎて、ゼロに等しい)となり、堂々として見えた。

先生に当てられたか、当てられて答えたか、は不明、笑。
母は根掘り葉掘り尋問したいのだけど、この時だけは我慢が出来た。
だって、シャイを背負って生きてきたような息子なのだ。
母に促されずに園長先生へのおはよう、が言えたのは入園から1年半後の年中の秋頃だった息子。
永慈先生とのスキンシップが嬉しくて、でも照れ臭くて、右手と右足が同時に前に出てしまうロボット歩きをしていた息子。
そんなシャイボーイの口から出た言葉と、堂々とした表情に驚くだけで精一杯だった。

園長先生や先生方から、3年の間、折に触れて、『あの子は大丈夫よ』と言って頂いても、ピンと来ず、
『私の心:大丈夫…でしょうか?????』
の、連続だった。
それがやっと、息子の自信に満ちた表情を見て『うん、本当に大丈夫そうだわ』と、私の肝に落ち着いた感を味わえた。

同じ頃、園長先生との電話にて、学校が楽しいようですとお伝えしたら、『まぁ、あの子は大丈夫でしょ』と、当然の如く言ってくださった時に、初めて違和感を感じず、受け入れる事が出来た自分に清々しさを感じた。

大丈夫っていう言葉は、とても漠然としているけれど、本当に心の芯からそう思えた時、計り知れない力を秘めていると実感。
2月下旬から自身が体調を崩し、一進一退で一向に良くならない中、不安に苛まれていた私を快方に向けてくれたのもこの三文字。
園長先生をはじめとした先生方、大好きなお母さん達、両親姉妹。
皆んなから頂いた『大丈夫?』の温かい気持ちを、今度は私が『大丈夫だよ』に変えて、お返ししていきたい。
他の誰でもない、息子と娘、そしてたまには夫にも、分けてあげよう。
うん、大丈夫だよ。

こんな安らかな気持ちを教えてくださった、森の風に関わる全ての方々、ありがとう!
皆さま、大丈夫ですよー!!!!

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🍃心の葉 11枚目🍃
ちの母 yukiko

卒園式から3週間


入学式も終え、娘は毎日元気に学校に通っています。
新しい環境に少し緊張しながらも、
どこか自信を持った顔つきなのは
森風で色んなことができるようになったからかなあ、、、

ようちえんは、娘が安心して、自分を出せる居場所だったとおもいます。
そんな生活や場所を整えて下さった先生方や地域の方々、
ほんとうにありがとうございました。

そして、在園&卒園したおひさまさんのお母さんたち、
同じ時に、
子どもたちを通して知り合えたこと、お互いの子どもたちの成長を喜びあえたこと、
ほんとに嬉しくおもいます。

車でR306から千草に入ると
正面にどーんと見える朝明のお山は、
季節ごと、ほんとに見事に
毎日違う色をしていて、
それを娘と見ながら登園する
朝の時間が大好きでした。
出がけに娘とケンカをしても、
お山を見ると心がなんだか落ち着いたり(笑)

ふもとにようちえんのある
あのお山やあの景色が
この先もずっと、
あのままであってくれるよう、
願っています。

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